建築職公務員という仕事に、どんなイメージを持っていますか。
- 安定していそう
- 堅そう
- 民間より自由度が低そう
そんな印象を持つ人も多いかもしれません。
実際、就職活動の段階では、
仕事内容のイメージがつかみにくく、
- 本当にやりがいはあるのか
- 成長できる環境なのか
- 長く続けられる仕事なのか
と不安に感じる方も多いと思います。
私自身も、建築職公務員として働く前は、
この仕事の良さを具体的に想像できていたわけではありません。
実際に働き始めてみて感じるのは、
「派手さはないが、長く続けるほど価値を実感できる仕事だ」ということ です。
この記事では、私自身の実務経験をもとに、
建築職公務員として働く中で、
- どんな点が良かったのか
- どんな魅力を感じているのか
についてご紹介します。
この記事は、建築職公務員の仕事全体を整理した
まとめページの一部です。
👉 建築職公務員の仕事内容・やりがい・大変なこと・資格事情まとめ
建築だけでなく、幅広い分野の仕事に関われる
建築職公務員の大きな魅力のひとつが、
建築に限らず、非常に幅広い分野の仕事に関われることです。
大学で建築を学んできたため、
もちろん建築に関する仕事には強い関心がありました。
一方で、
- 建築だけの仕事に一生携わることへの不安
- まち全体を見る仕事にも興味がある
という気持ちがありました。
建築職公務員は、その両方を満たしてくれる仕事だと感じています。
たとえば、
- 公共施設の設計・工事
- 学校や庁舎、福祉施設の修繕
- 建築審査や指導業務
といった、いわゆる「建築ど真ん中」の仕事に関わることもできます。
それだけでなく、
- 都市計画
- まちづくり
- 再開発や区画整理
- 公共施設の配置計画
など、建築を超えた広い視点の仕事にも携わる機会があります。
民間では、
- 設計は設計
- 施工は施工
- 開発は開発
と役割が分かれることが多いですが、
行政では、
建築 × 都市計画 × まちづくり
を横断的に経験できる点が、大きな特徴です。
「建築の専門性を活かしつつ、まち全体を見る仕事ができる」
これは、建築職公務員ならではの魅力だと感じています。
建築職公務員の具体的な仕事内容や、部署ごとの役割については、
別の記事で詳しくまとめています。
👉 建築職公務員の仕事内容とは?建築行政・営繕・まちづくりを分かりやすく解説
休暇を取得しやすく、プライベートの時間を大切にできる
建設業界というと、
- 残業が多い
- 休みが取りづらい
- 常に忙しい
というイメージを持つ人も多いと思います。
実際、民間の建設業界では、
今でも業務量が多く、忙しい職場は少なくありません。
一方で、建築職公務員として働いてみて感じるのは、
比較的休暇を取りやすく、生活リズムを整えやすい環境だということです。
もちろん、
- 繁忙期
- 工事が重なる時期
- 住民対応が集中する時期
など、忙しい時期はあります。
また、部署によっては、
- 業務量が多い
- なかなか休みが取りづらい
ところもあります。
ただ、それは全体の中では少数派で、
多くの部署では、
- 年次休暇を比較的自由に取れる
- 平日に一日休むことも可能
- 当日、業務がひと段落したタイミングで
夕方に2時間ほど休暇を取る
といった働き方ができます。
「今日は少し早めに切り上げて休もう」
「午後は休みにしてリフレッシュしよう」
こうした判断が、比較的しやすい職場環境です。
「無理なく働き続けられる環境が整っている」
これは、長く働くうえで非常に大きなメリットだと思います。
結果として、
- 仕事とプライベートのバランスを取りやすい
- 心身の負担が蓄積しにくい
- 長く働き続けやすい
という点は、
建築職公務員の大きなメリットだと感じています。
もちろん、建築職公務員の仕事は
良いことばかりではありません。
実際に働く中で感じた「つらい部分」や現実については、
こちらの記事で詳しくまとめています。
👉 建築職公務員がつらいと感じる3つの理由|就職前に知っておきたい仕事内容と現実
定期的な異動によって、多くの人と出会える
公務員の特徴のひとつが、定期的な人事異動です。
毎年、部署の数名は入れ替わり、
自分自身が異動することもあります。
異動については、
- 同じ仕事を続けたい人
- 環境の変化が苦手な人
にとっては、
必ずしもメリットとは言えないかもしれません。
ですが、私自身にとっては、
この異動制度はとても良い経験になっています。
理由は単純で、
毎年、新しい人と出会えるからです。
異動があると、
- 周りのメンバーはほぼ初対面
- 年齢も経歴もさまざま
- 考え方や価値観も違う
環境に身を置くことになります。
最初は緊張もしますが、
- 新しい考え方に触れられる
- 違う働き方を学べる
- 人間関係が広がる
という点で、とても刺激になります。
「毎年、新しい人と出会えることが、自分の視野を広げてくれる」
これは、異動制度の大きなプラス面だと感じています。
仕事で身につく知識が、日常生活にも役立つ
建築職公務員として働いていて、
意外と大きなメリットだと感じているのが、
仕事で身につく知識が、普段の生活と密接に関わることです。
公務員として働く中で、
- 議会の仕組み
- 選挙制度
- 税金の仕組み
- 行政の意思決定の流れ
といった内容に、自然と詳しくなっていきます。
これらは、
- 社会人として
- 大人として
知っておくべき基本的な知識でもあり、
日常生活の理解度が確実に上がります。
また、建築職公務員ならではのメリットとして、
都市計画や土地利用に関する知識が身につく点も大きいです。
たとえば、
- 用途地域
- 建ぺい率・容積率
- 高さ制限
- 再開発や区画整理
といった制度を、
実務を通して深く理解することになります。
その結果、
- どこに家を買うか
- どんな土地が将来変わりそうか
- 規制の厳しいエリアはどこか
といった判断を、
現実的な視点で考えられるようになります。
「仕事で学んだ知識が、
そのまま自分の人生設計にも役立つ」
これは、建築職公務員ならではの、
とても実用的なメリットだと感じています。
まとめ|建築職公務員は、長く働くほど価値を実感できる仕事
ここまで、
建築職公務員になってよかったと感じている点を整理しました。
- 建築とまちづくり、幅広い仕事に関われる
- 休暇を取りやすく、生活のバランスを保ちやすい
- 異動によって多くの人と出会える
- 身につく知識が日常生活にも役立つ
どれも、派手なメリットではありません。
ですが、実際に働き続けてみると、
「じわじわと効いてくる良さ」
が、とても多い仕事だと感じています。
建築職公務員は、
- 専門性を活かしながら
- 安定した環境で
- まちと長く関わりながら働ける
とてもバランスの取れた職種です。
これから建築職公務員を目指す方や、
今の働き方に悩んでいる方にとって、
この記事がひとつの参考になれば幸いです。
建築職公務員の仕事内容や働き方は、
配属先や担当業務によって大きく変わります。他の仕事内容や、資格・つらさについても知りたい方は、
以下のまとめページから確認してみてください。
👉 建築職公務員の仕事内容・やりがい・大変なこと・資格事情まとめ


