社会人になると説明の機会は毎日あります。説明に自信がないと仕事のたびに落ち込みやすくなり、逆に説明力がつくと毎日「うまくできた」という実感が積み重なって自己肯定感が上がっていきます。
私自身、説明が苦手だった頃は、会議や報告、電話対応のたびに「またうまくできなかったな」と、気づかないうちに気持ちが下がっていました。説明力が少しずつ身についてからは、仕事の中で感じる不安が減り、「今日の説明は大丈夫だったな」と達成感を味わえる日が増えていきました。
はじめに|自信がなかった原因は、意外と身近なところにあった
自己肯定感が低い原因は能力不足だと思いがちですが、実は毎日の仕事での「説明」に自信が持てなかったことが、大きく影響していたように思います。
当時の私は、仕事が極端にできないわけでもなく、大きな失敗を繰り返していたわけでもありません。それでも、なぜか自分に自信が持てませんでした。
今振り返ると、「説明がうまくできなかった」という感覚を、必要以上に引きずっていたのだと思います。
説明の機会は、実は毎日ある
仕事の中で説明を求められる場面は、会議やプレゼンだけでなく、上司への報告や電話対応など、実は毎日の業務のあちこちにあります。
例えば、
- 上司への進捗報告
- 同僚への引き継ぎ
- 電話での問い合わせ対応
- メールでの状況説明
こうして並べてみると、「説明しない日」の方が少ないことに気づきます。
だからこそ、説明への苦手意識は、一日のいたるところで影響していました。
説明に自信がないと、説明するたびに落ち込む
説明に自信がない状態が続くと、毎日の仕事の中で小さな違和感や反省が積み重なり、自己肯定感が少しずつ下がっていきます。
私がよく感じていたのは、こんな気持ちです。
- 伝わっていない気がする
- 相手の反応が薄い
- 後から言い直したくなる
一つひとつは小さなことですが、これが毎日続くと、気持ちはじわじわ削られていきます。
「説明がうまくいかなかった」が、いつの間にか「自分はダメなのかもしれない」につながっていました。
説明力が少し上がると、毎日の感じ方が変わり始めた
説明力が少しずつ身についてくると、毎日の仕事の中で「今日は説明がうまくいったかも」と感じる場面が増えてきました。
私が意識し始めたのは、本当に基本的なことだけです。
- 結論を先に言う
- 一文を短くする
- 全て話そうとしない
これだけでも、説明への抵抗感はかなり下がりました。
説明が完璧かどうかではなく、「伝えたいことが伝わった」という感覚が、自分の中に残るようになったのが大きかったです。
「常にうまくできた感覚」が、気持ちを支えてくれる
説明の機会が毎日あるからこそ、説明がうまくいったという小さな感覚が積み重なり、気持ちの安定や自己肯定感につながっていきます。
以前は、一日の終わりに反省点ばかりを思い出していました。
今は、
- 今日の説明は大きく詰まらなかった
- 相手の反応も悪くなかった
そんなふうに、「できた側」に目が向く日が増えています。
この違いは、思っていた以上に気持ちへの影響が大きいです。
自己肯定感は、特別な成功がなくても上がる
自己肯定感は、大きな成果や評価がなくても、日々の仕事の中で「できた」と感じる回数が増えることで、自然と変わっていきます。
説明力は、
- 毎日使う
- 自分で手応えを感じやすい
- 小さな成功体験を積みやすい
という点で、自己肯定感と相性の良いスキルでした。
それでも、毎回うまくいくわけではない
説明力が身についてきたあとでも、すべての説明がうまくいくわけではありません。
今でも、
- 言い方を間違えたな
- もう少し整理できたな
と思う日はあります。
ただ、それで一日が重くなることは、少なくなりました。
説明力は、気分を安定させてくれるスキルだった
説明力が高まることで、仕事に対する不安が減り、毎日の気分や自己肯定感が安定しやすくなったと感じています。
派手な変化ではありませんが、日常の中では十分な変化でした。
おわりに|自信がない人ほど、説明力を見直してみよう
仕事に自信が持てないと感じている人ほど、毎日使う「説明力」を見直してみてはどうかなと思います。
完璧である必要はありません。
- 少し整理して話す
- 少し短く伝える
それだけでも、日々の充実感は変わってきます。
私自身、説明力が上がることで、ここまで気持ちに変化があるとは思っていませんでした。


