建築基準適合判定資格の勉強法が分からず、悩んでいませんか。
- 何から始めればいいのか分からない
- 教材が少なくて不安
- 仕事と両立できるか心配
この資格は、受験者が少なく、
ネットにも情報があまり出ていないため、
「どう勉強すればいいか分からない資格」の代表例だと思います。
私自身も、勉強を始める前は、
「この試験、何を勉強すれば受かるんだろう」
「そもそも難易度はどれくらいなんだろう」
とかなり不安でした。
ですが、勉強の進め方と優先順位を整理して取り組んだ結果、
20代で一発合格することができました。
この記事では、
・実際にやった勉強の順番
・使った教材
・時間配分
・注意したポイント
を、できるだけ具体的にまとめています。
これから受験を考えている方が、
「何から始めればいいか」で迷わなくて済むように、
私の体験をベースに整理して紹介します。
この記事は、建築職公務員の仕事全体を整理した
まとめページの一部です。
👉 建築職公務員の仕事内容・やりがい・大変なこと・資格事情まとめ
建築基準適合判定資格の勉強法で悩んでいませんか?
建築基準適合判定資格は、
一級建築士や施工管理技士と比べると、
勉強方法や教材の情報がとても少ない資格です。
そのため、
- 市販のテキストが少ない
- 過去問の入手方法が分かりにくい
- どの分野を重点的にやればいいか分からない
と感じる人が多いと思います。
特に、仕事をしながら受験する場合は、
- 勉強時間が限られる
- 何を優先すべきか迷う
- 無駄な勉強はしたくない
という悩みが出やすい資格でもあります。
この資格は、
「がむしゃらに勉強する」より「正しい順番で勉強する」ことの方が重要です。
建築基準適合判定資格とは?難易度と試験の特徴
建築基準適合判定資格は、
建築基準法に基づく法令適合性の判定を行うための国家資格です。
主に、
- 行政の建築審査部門
- 民間の確認検査機関
などの分野で必要とされる資格で、
建築職の公務員や確認検査業務に関わる人にとっては重要な資格のひとつです。
試験は大きく分けて、
- 考査A(法規)
- 考査B(計画・構造など)
で構成されています。
難易度としては、
- 一級建築士試験ほどで難しくはない
- ただし「簡単な資格」ではない
という位置づけだと感じました。
特に特徴的なのは、
- 出題範囲が一級建築士試験より広いこと
- 実務経験がある人ほど有利なこと
- 勉強の情報が少ないこと
です。
つまりこの試験は、
「量」より「方向性」が合否を大きく左右する試験だと思います。
20代で一発合格できた背景と勉強方針
私が受験した当時は20代で、建築職の公務員として働いておりました。
しかし、建築基準法を主に取り扱う建築審査部門に配属されたことはなく、
建築基準法は一級建築士試験の中で、触れた程度でした。
そのため、
- 試験内容に触れた経験はほぼゼロ
- まとまった勉強時間を取れるわけでもない
- 情報も少ない
という条件でした。
そこで意識したのが、
「やみくもに勉強しないこと」です。
- 何から始めるか
- どこに時間をかけるか
を最初に整理してから、勉強を始めました。
結果として、
無駄な勉強をほとんどせずに、一発合格できたと思っています。
建築基準適合判定資格の勉強の全体像
まず最初にお伝えしたいのは、
この資格は「順番さえ間違えなければ、かなり効率よく合格できる試験」だということです。
私が実際にやった勉強の流れは、大きく分けて次の4ステップです。
- 試験の全体構成と出題範囲を把握する
- 過去問を中心に、出題傾向をつかむ
- 法令集の使い方を徹底的に練習する
- 模擬試験で時間配分と弱点を確認する
この順番を意識したことで、
- 何をやればいいか迷わない
- 無駄な教材に手を出さない
- 勉強時間を必要以上に増やさない
という状態で勉強を進めることができました。
特に重要なのは、
「最初から完璧を目指さないこと」です。
この試験は、
- 出題パターンがある程度決まっている
- 条文の探し方が合否を左右する
- 深い理解より「型を覚えること」が重要
という特徴があります。
そのため、
最初は6割理解できれば十分で、
「回しながら精度を上げる」勉強法の方が向いています。
勉強期間と1日の勉強時間の目安
まず、勉強期間と時間配分の目安についてです。
私の場合、勉強期間はおよそ4〜5か月程度でした。
仕事をしながらの受験だったため、平日は長時間勉強することはできませんでした。
目安としては、次のようなイメージです。
【勉強期間の目安】
・合格圏に入るまで:3〜6か月
・平日:1〜2時間程度
・休日:3〜5時間程度
毎日長時間勉強する必要はありません。
重要なのは、「毎日少しずつでも触れること」です。
特にこの試験は、
- 条文を探す力
- 出題パターンへの慣れ
が合否を左右します。
1日10時間勉強するよりも、
毎日1〜2時間、継続して法令集に触れる方が効果的だと感じました。
また、仕事が忙しい時期は無理をせず、
- 平日は復習中心
- 休日にまとめて過去問
といった形で、波をつけながら続けることを意識しました。
1日のスケジュール
ある日の平日の勉強スケジュールは次のとおりです。
【平日の勉強スケジュール】
6:00起床
7:00 会社到着
〜勉強〜 (1時間20分)
8:20 勉強終了
8:30 業務開始
18:30 業務終了
19:00 カフェ移動
〜勉強〜 (2時間)
21:00 勉強終了
21:30 帰宅
勉強方法
建築基準適合判定資格の勉強法は、とてもシンプルです。
結論としては、
● 基本は「過去問中心」
● 法令集(条文)を使いながら解く
● 模擬試験で仕上げる
という順番で進めるのが、最も再現性が高い勉強法です。
他の資格のように、膨大なテキストを最初から全部覚える必要はありません。
この資格の特徴は、過去問の傾向が非常に安定していることです。
そのため、
- 出題パターンが分かる
- 条文の探し方に慣れる
- 解答の型を体で覚える
という流れで力がつきます。

以下では、考査ごとにやるべきことを整理していきます。
基本方針
この試験の勉強法でいちばん大事なのは、 過去問を中心に回していくこと です。
理由はシンプルで、
- 過去問と似た出題形式が繰り返されている
- 条文を探すスキルが点数を大きく左右する
- ほとんどの出題が「知識」ではなく「解答の型」を覚えることで対処可能
だからです。
あなたがこれからやるべき勉強は、
スピード × 条文の位置の把握 × 回答の手順
という 「やり方(やり方のルール)」 を身につけること。
それが過去問を回すことで自然に身についていきます。
考査A(法規)の勉強法
考査Aは「建築基準法」を中心とした法規問題です。
これは、一級建築士の法規と内容が重なる部分が多いのが特徴です。なので、
● 条文の探し方
● 条文と設問の結びつけ方
に慣れることが合格の鍵になります。
■ 手順(ステップ)
以下の流れで進めるのが効果的です。
- 法令集を準備する(最新版)
- 過去問を1回解く
- 解答の該当条文を探す
- 該当条文に線引き・マーカー
- 過去問10年分を回して該当条文がすぐに引けるようにする。
実際に私自身も、
過去問10年分を周回したら、
条文がどこに置いてあるか直感的に分かるようになりました。

考査Bの勉強法
考査Bは幅広い分野から出題されますが、
基本的には次の進め方でOKです。
■ 手順(ステップ)
- 問題と解答を見比べながら、解答を模写する。(解答の型を記憶する。)
- 解答の該当条文を線引きする(考査Aと違う色で線引きする)
- 過去問10年分を解き、問題を見たら淀みなく手が動くまで周回する。
■ 初心者向けのポイント
この試験は、
「実務で経験があるか」によって理解の差が出やすい
という特徴があります。
たとえば構造の問題は、
- 実務経験者ならスッと解けるけれど、
- 経験がない人は「型だけ覚える」方が早い
という性質があります。
そのため私は、構造分野では、
全てを理解することを諦めて、解答の型を覚えることを意識しました。
最初のうちは、次のポイントを意識していました。
- 解答に迷ったら、悩まずにすぐ解答を見る。
- 解答時間は気にしない。
考査Bは「計画1」「計画2」「構造」で構成されておりますが、
私の中の難易度は次のとおりです。
難←「計画2」>「計画1」>「構造」→易
構造は手を出しづらい科目で、最初のうちは解答が呪文のように見えるかと思います。
しかし、勇気を出して解いてみると、とてもシンプルな問題であることが分かります。
早めにチャレンジすることをおすすめします。

模擬試験を受ける
過去問を回すだけでも合格圏には入れますが、
模擬試験はとても有効です。
私は株式会社ERIアカデミーの模擬試験を受けました。
模擬試験を受けるメリットは主に次の3点です。
■ ① 試験形式に慣れる
時間配分や、設問の出方、
文字数・設問の並び方などを実戦形式で体感できます。
■ ② 自分の弱点が明確になる
私の場合、模擬試験を受けて
- 考査Bの時間が足りない
- 問題1問に時間をかけすぎている
という課題がはっきりしました。
■ ③ 直前期の調整につながる
模擬試験後は、
- 時間配分を意識する
- なんとなく感覚だけで解かない
- 弱点を「点ではなく範囲」に整理する
という形で仕上げに入りました。
さいごに
試験に合格するために一番大事なのは、
正しい順番で、ムダなく勉強すること
です。
この試験は、
膨大な知識量を詰め込むのではなく、
過去問の傾向をつかみ、条文を探す力を鍛えること
が合否を分けます。
あなたがこれから勉強する際も、
- 全体像をつかむ
- 過去問を中心に回す
- 法令集の使い方に慣れる
- 模試で時間感覚を確認する
という順番を意識してください。
もしあなたが、
「今年こそ必ず合格したい」
という気持ちを持っているなら、
この戦略は必ず役に立つはずです。
あなたの合格を、心から応援しています。
建築職公務員の仕事内容や働き方は、
配属先や担当業務によって大きく変わります。他の仕事内容や、資格・つらさについても知りたい方は、
以下のまとめページから確認してみてください。
👉 建築職公務員の仕事内容・やりがい・大変なこと・資格事情まとめ

